テキーラ(TEQUILA)

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Tequila

1.テキーラ(tequila

 古代メキシコには、スペイン人が侵略する16世紀以前から、竜舌蘭(アガベAgave)の樹液を発酵させたプルケという地酒がありましたが、この竜舌蘭の球茎を蒸し焼きし、粉砕した絞り汁をスペイン人が伝えた蒸留技術で蒸留したのがメスカルです。

(オアハカ地方などにはこのメスカルにこのアガベの葉につく芋虫を入れたものが有名です。)

現在メキシコでは、竜舌蘭からつくられる蒸留酒を一般にメスカルと言っていますが、ハリスコ州テキーラ町をはじめ、ミチョアカン州やグァナファト州、ナヤリト州、タマウリパス州の一部特別品種(アガベ・アスール・テキラーナ種)を原料にしたメスカルだけが、テキーラという名称で呼ばれています。 

テキーラの主な産地

 

竜舌蘭(アガベ agave

【竜舌蘭】とは?
メキシコの乾燥地原産、彼岸花科常緑草のアガベ属で観賞用に栽培されていました。葉は根元から生え細長く、長さは1〜2mになります。球茎は約8年かけ直径1m、重さ約40kgにも成長し、 夏、淡黄色の筒状の花をつけることがあります。

2.製法

 7年から10年かけて生育した竜舌蘭から葉をそぎ落とし、取り出した球茎を半分に割ってから蒸気釜に入れ蒸し煮します。こうすることにより茎に含まれているでんぷんなどの多糖類が分解され果糖に変化します。それをローラーにかけて圧搾し、さらに温水をかけて残った糖分を絞り出し発酵させます。 蒸留は単式蒸留機で2回行なわれ、5055度の留酒を得ます。留酒はウオツカと同様に炭層を通して容器に保存し貯蔵熟成します。

3.テキーラの種類

テキーラ製品は大きく3つの種類がありますが、原料、貯蔵の違いによって 7種類の区別がされています。

4.テキーラの飲み方

 メキシコではストレートで飲むときが多く。まず左手の人差し指と親指で半切りのレモン、またはライムを持ち、其の手の親指のつけねあたりに一つまみの塩を乗せ、レモンを一口かじって塩を舐めてからテキーラをカバジート(caballito)と呼ばれるクラスで一気に飲み干す。これが本場のテキーラの楽しみ方といわれます。(地方により、または飲む人の好みによりレモン、テキーラ、塩の順番は異なる。)

オアハカ州ではメスカルに、塩ではなく炒ったグサノ(竜舌蘭につく毛虫!)の粉末と唐辛子を混ぜたものを舐めながら飲むことが多いです。また、メキシコの若い人の間では炭酸飲料(レモン味)などで割って飲む事も多くあります。

Caballito

(カバジート)

 

5.主なテキーラを使ったカクテル

ブレイブ・ブル Brave Bull 、コンチータ Conchita 、ロングアイランド・アイスティー Long Island Iced Tea 、マルガリータ Margaritaマタドール Matador 、メキシコーラ Mexicola 、モッキンバード Mockingbird 、スロー・テキーラ Sloe Tequila 、テキーラ・サンライズ Tequila Sunrise、エル・ディアブロ El Diablo  など

 

テキーラカクテル

(マルガリータ)

 

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